令和5年10月、会社を立ち上げたばかりの頃は正直に言うと「経理」や「人事」という仕事の重みを、今ほど深く思っていませんでした。(他の会社の社長からは重要とお聞きしてましたが…。)
理学療法士として長く現場に立ってきた自分にとって、見えていたのは利用者さんの生活やリハビリ、そして現場で頑張るスタッフの姿でした。現場が回り、利用者さんに必要な支援が届くこと。それが何より大事だと思っていましたし、今でもその思いは変わりません。
もちろん、プレーヤーであるスタッフがいなければ、訪問も支援も成り立ちません。現場で汗をかきながら利用者さんと向き合う姿には、いつも頭が下がる思いです。
ただ、組織として少しずつ形ができ、スタッフが増え、法人が成長していく中で、強く感じるようになったことがあります。
それが「経理・人事」という存在の大きさです。
給与の計算、社会保険の手続き、勤怠管理、入社手続き、書類の整備、行政対応…。
表に出ることは少ないけれど、どれも組織を運営する上で欠かすことのできない仕事ばかりです。もしこの部分が止まれば、どれだけ良い支援をしようとしても組織は回りません。
開業するまでの自分は、正直言って「現場がすべて」という感覚に近かったと思います。
しかし今、経営という立場に立ち、組織を俯瞰して見るようになって初めて分かってきました。
会社というのは、プレーヤーのように現場で頑張る人だけでなく、見えない場所で支えてくれる人たちもいてこそ成り立っているということ。
経理や人事のスタッフは、まさに「縁の下の力持ち」です。
自分たちが安心して現場に出られるのも、組織として挑戦を続けられるのも、その土台を整えてくれている人たちがいるからこそです。
現場のスタッフが利用者さんに集中できる環境を整えること。
組織が安定して前に進める仕組みをつくること。
それは決して目立つ仕事ではないけれど、組織にとってはとても大きな価値のある役割です。
経営者として、最近改めて思うのは「感謝は言葉にしないと伝わらない」ということです。
日々の忙しさの中で当たり前のように回っている仕組みも、誰かが責任を持って支えてくれているからこそ成り立っています。
だからこそ、改めて伝えたいと思います。
いつも会社を支えてくれて、本当にありがとうございます。
これからも、現場で頑張るスタッフ、そしてその現場を支えるスタッフ、みんなで力を合わせながら、より良い組織をつくっていけたらと思います。
派手さはないけれど、確かに組織を支えている存在。
そんな「縁の下の力持ち」がいることを、私はとても誇りに思っています。
